厚生労働省では、蚊媒介感染症対応の一環として、
「既に承認を有している防除用医薬品等（屋外で直接噴霧処理に利用できる
業者専用の製剤に限る。）であって、蚊成虫の駆除を標榜するものについて、
蚊成虫の駆除に関して、別添のとおり、屋外での生息場所に処理する用法・用
量を新たに追加するために、薬事法第１４条第９項の規定に基づく承認事項の
一部変更承認申請を行う場合は、迅速な手続（以下「迅速審査」という。）を
設けることとする。」旨の通知を全国に出しました
特に平成28年4月1～15日までに申請をだした場合は5月末までに承認することとされています。
「防除用医薬品及び防除用医薬部外品の用法用量の変更に係る手続きの迅速化について」
通知PDFページ（厚生労働省通知検索サービス内）
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T160328I0060.pdf
ペストコントロール事業者側としては、上記をうけて、薬剤メーカーから
蚊成虫に対する屋外での使用に係る用法容量が追加された製品が、夏前から出始める可能性がある
ということを念頭に置いていただければと思います。
状況に応じて選択肢が増えることは、大変望ましいですね。