ごあいさつ

会長 山口健次郎

 この度会長に選任いただき、責任の重さに身の引き締まる思いでおります。
 まず、2期4年間協会運営に力を注いでこられました平尾前会長はじめ、執行役員の皆様のご努力に感謝と敬意の念をお伝えいたします。
 私は昭和45年(1970年)、設立間もない神奈川県ペストコントロール協会に入会いたしました。様々な社会情勢の変化のなか、会員事業者として一貫してペストコントロール業界発展の為に、歴史を作った先輩経営者達の指導を頂きながら協会活動を務めて参りました。
 与えられたテーマで最も大きいものは、ペストコントロール事業者が社会で認められ、活躍できる事業環境を創り出すことでした。
 ペストコントロール業界の事業環境は決して良いものとは云えません。当協会で実施している実態調査でも毎回3つの経営課題 ①不当な価格競争の増加(70%以上) ②新規顧客開拓が困難(55%) ③売上減少・利益減(50%以上)が提起されています。
 加えて最近では ①取り巻く市場の変化 ②ビジネスモデルが描けない ③消耗戦化しつつある ④価格競争や市場環境の変化に対応出来ない ⑤次世代経営者の育成が出来ない などの問題が指摘されています。
 私は日本ペストコントロール協会理事として20年になります。最も多く地区本部を訪問し、最も多く各県の会長や役員の方々と意見交換をしてきた者として、ペストコントロール業界に皆様が望んでいることを集約すれば、①認知度向上 ②社会的地位の向上 ③事業環境の良化 この3つにつきるのではないでしょうか。 
 関東甲信越地区選出の理事として当協会の委員会活動に参加して参りました。わずかな期間、技術のお手伝いをし、その後は一貫して企画委員会で活動することになりました。そこで目にしたのは当協会創設時からの課題、手付かずでありました「21世紀ビジョンの策定」「ペストコントロール業のグランドデザインの構築」というテーマでした。
 この壮大なテーマに答えを出すことは大変難しいことだと思います。しかしながら当初からのテーマに誰も手を付けずにいることに気付き、全国からお手伝いをお願いした熱意ある事業者を委員として、平成18年に「21世紀ビジョン」という冊子を編集し各県協会に発信しました。これは答えではなく端緒ではあります。平成12年から6年かけて当時の各県のリーダー達の考えやペストコントロール業界にかける想いが書かれています。18年前のリーダー達の想いは今も変わらず新鮮ですが、課題となっている3つの望みは未解決のままになっています。
 それに加え近年直接耳にする会員達の不安は、人手不足、人材不足です。また、ここ数年の会員の退会理由の最も多いものが後継者不足です。
 社会からのニーズは多様化しており、ニーズにこたえるために、何よりも急がなければならないのは、次世代経営者の育成と、彼らが将来を託すことができる魅力ある業界をつくっていくことだと考えています。
 歴代の会長はじめ執行役員の方々がつくり上げた成果を無駄にせず、更に良い業界にしていきたいと思います。そして各地から選ばれた理事諸氏と心を合わせ、「誠実でみんなの為になる」透明性の高い開かれた協会運営に努めて参ります。
 様々なニーズと真摯に向い合い、共に解決の糸口を見つけられるように、そして共に力を合わせて業界発展の為に活動したいと考えます。
 宜しく御指導御協力下さいます様お願い申し上げます。

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